『日々の業務が刺激的で新鮮です』
『日々の業務が刺激的で新鮮です』

永橋尭之 先生
一般財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院 消化器内科
研修期間:2022年4月〜2023年3月(新内科専門医制度 連携施設研修)
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当科を選んだ理由を教えてください。
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入澤教授が私の所属施設に来院された際に、難渋していた胆膵疾患症例の治療方針を相談させていただく機会がありました。お話をお伺いする中で、前所属施設では経験できない疾患や治療法について興味を持ちました。私はこれまで消化管内視鏡を中心に研鑽を積んでいましたが、胆膵内視鏡や肝疾患について高いレベルの知識を得たいと思ったこと、消化管内視鏡診断・治療について他施設での経験がプラスになるだろうと考えたことが、獨協の消化器内科を選んだ決め手です。また、私は福島県出身であり、これまで経験したことのない場所での研修に興味があったことも選択理由のひとつです。
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留学してみていかがでしたか。
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獨協消化器内科の方針として、レジデントは一分野に拘らず、多くの分野で研鑽を積むことが求められます。これまで消化管内視鏡中心に研修してきた自分にとっては、胆膵疾患の基本的な治療方針や内視鏡診断・治療、肝血管造影検査や肝腫瘍の内科的治療、消化管治療グループの白熱したカンファレンス等、日々の業務がどれも刺激的で新鮮です。はじめは分からないことだらけでしたが、時には同級生や、後輩レジデント、研修医の先生にオーダーや検査室の場所等教えてもらいながら1年間の研修を無事修了することができました。スタッフの先生方も皆様教育的であり、日常診療での疑問を相談しやすい環境であることも良い点だと思います。
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当科への留学を検討している方へのアドバイスを。
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私は獨協医科大学出身ではなく、初めての環境に身をおくことになり不安を感じていましたが、スタッフの先生方のご厚意、勤務体制管理によりストレスなく研鑽に励むことができました。「消化器内科志望だが専門分野は決めかねている」「専門分野は決まっているがそれ以外の分野もまんべんなく研修したい」「教育に重点が置かれており、勤務環境が良いところで研修をしたい」といった方に、獨協消化器内科での研修をおすすめします。